High Fidelity Records -5ページ目

Places Like This / Architecture In Helsinki [LP]

Architecture In Helsinki
Places Like This Me

Polyvinyl入りしたArchitecture In Helsinkiのニューアルバム!先行シングル「Heart It Races 」を聴いたときは相変わらずのトイポップぶりと思ってたんですが、Cookie Sceneの記事にはファンク/ダンスバンド化したみたいなことが書いてあって一体どういうことかと思ったら、ほんとにファンク/ダンスバンド化してました。とは言ってもAIHの持ち味であるバブルガムっぽさは残しつつなのでなにげにこれが気持ちいいです。音は違えど、インディーオールスターズな本格レゲエバンドStill Flyin が気持ちいいみたいな意外性で。LPはmp3ダウンロード用のコード付きでお得です。

Official Site : http://architectureinhelsinki.com/
myspace : http://www.myspace.com/aihmusic

Follow Me Down / Poppy & The Jezebels [CD, LP]

Poppy & The Jezebels
Follow Me Down

Birminghamのティーンギャル4人組Poppy & The Jezebelsのデビューミニアルバム。リーダーのPoppy(しかもドラム。ジャケの眼帯の人)はなんと15歳!日本にはこんな15歳いないだろうなぁ。BlackBlackがShaggsだとすれば、こっちはRaincoatsにVelvet Underground直系のローファイサウンド。そしてサイン入りシート付き限定3000枚。最高です。

myspace : http://www.myspace.com/poppyandthejezebels

Lose All Time / You Say Party! We Say Die! [LP]

yousaypartywesaydie

You Say Party! We Say Die!
Lose All Time

ぶっちぎりのハイテンションなサウンド&バンド名なYou Say Party! We Say Die!の2nd(CDの記事はこちら 。ほとんど感想書いてないですけど)も限定アナログリリース!今回もかなりの少プレス限定600枚(うちノースアメリカ300枚、ドイツ300枚だそうです)。ジャケがアナログオリジナルのシルクスクリーンジャケですが、CDに続きこっちも涼しげですね。音とぜんぜん違う。Los Campesinos!とツアー周るみたいで、こんなハイテンションの2組が一緒に観れるなんて海外は羨ましいなぁ。(※Los Campesinos!は11月に来日するみたいですね!)


Official Site : http://www.yousaypartywesaydie.ca/

myspac : http://www.myspace.com/yousaypartywesaydie

The Victorian English Gentlemens Club [7"]

vegc

La Mer / Stupid As Wood - The Victorian Enblish Gentlemens Club [7"]

アルバムの日本盤 も漸くリリースされましたVEGCのアルバム未収録の新曲が1000枚限定7インチオンリーでリリース!曲のタイトルにひっかけてなんと木製スリーヴ(輸入したらきっと送料かかるだろうな)。こんなに手が込んでるのになぜかナンバリングは鉛筆手書き。それはさておき曲のほうは相変わらずのセクシーでへんてこなアートロック。myspaceで試聴できます。

Official Site : http://www.thevictorianenglishgentlemensclub.co.uk
myspace : http://www.myspace.com/thevictorianenglishgentlemensclub

This Is An Advertisment / Jakobinarina [7"]


Jakobinarina
This Is An Advertisment

やっぱりこのアイスランドの6人組バンドはいいなぁ。なにが良いって曲も良いんだけど、歌い出しから「Hello, We are Jakobinarina!」、タイトルは「This Is An Advertisment」だし、デビュー曲のB面には「Nice Guys Don't Play Good Music」なんてのもあって、ストレートなのかなんのかこのわかりやすい歌詞もタイトルも良い。意外と歳とっててオタクなのかなぁと根拠なくおもってたんですが、スリーヴみたらどうみてもピチピチのさわやか高校生みたいなルックスでびっくりしました。よく考えてみればこの突き抜け感は若さ故。Ramones並にほとんどの曲が同じに聴こえてしまうのも若さ故。そしてアルバムはいよいよ来月!


Official Site : http://www.jakobinarina.com/

myspace : http://www.myspace.com/jakobinarina

Control / GoodBooks [CD]


GoodBooks
Control

Mystery Jetsをひたすらメランコリックにしたような音が大好きで、待ちに待ったGoodBooksデビューアルバム。今となってはレアなTransgressiveからのデビュー7インチ両面、それ以降のメジャーリリースのシングルすべて含む、曲もアレンジも演奏も寸分の隙もない12曲入り。センス良すぎますが、強いて言えばその隙のなさが弱点か。 良く出来てるのって意外と飽きるのが早いというか、ちょっと隙間があるくらいのほうが愛着がわくんですよね。

Official Site : http://www.ilovegoodbooks.com/
myspace : http://www.myspace.com/goodbooks

Once More With Feeling / Jack Afro [CD]

Jack Afro
Once More With Feeling

The View、Ripchord、The Draytonesでおなじみの1965レーベルの記念すべき第一弾アーティストだったJack Afro、シングル一枚リリース後は音沙汰がありませんでしたが、Vinyl Junkieよりデビューアルバムの日本盤が本国に先駆けリリース。特別期待をせずに聴きましたが、これが予想を遥かに超える出来。ブリティッシュビートやパワーポップ、ガレージを基本としたサウンド(1曲目からKnackっぽいイントロ)ですが、曲がどれもポップで良く出来てます。なにげに好アルバム。来日公演行っとくか迷うところ。

Official Site : http://www.jackafro.com/

myspace : http://www.myspace.com/jackafro

It's Impossible / Good Shoes

goodshoes


アルバム も未だにヘビープレイ中のGood Shoesのダウンロードオンリーの新曲(ボツ曲?)!サビのフックはちょっと弱いけど、いつもとはズレたコード進行が良いですね。ダウンロードはこちら 。来日しないかな。

Official Site : http://www.goodshoes.co.uk/
myspace : http://www.myspace.com/goodshoes

Summer Sonic 07

■8/11(Sat)
The Pipettes
The Long Blondes

(Shitdisco)
(The Horrors)

(Digitalism)

CSS
LCD Soundsystem

Klaxons

(Maximo Park)

(Travis)

フェスは朝が肝心とばかりにオープン直後にメッセに着くも、オープン15分くらいおしてる。しかもアホみたいな行列で結局入れたのが10時ちょい前くらい。毎年進歩のない杜撰な運営にげんなり。おかげで朝一でTシャツ屋に並んでPipettesに行く予定だったのにちょっと遅れてしまった。しかもメッセのTシャツ屋が今年は外になっていて灼熱の太陽の下何十分も並ばなければならないとは。そういうわけでいきなり愚痴になってしまいましたが、この日はLCDが最高すぎてCSSもKlaxonsも霞んでしまいましたっていうぐらい最高でした。ビッキビキの「Daft Punk is Playing at My House」ビビッた。あと、初日のSonic Stageは音が悪すぎてLong BlondesとHorrorsがいまいちノレなかったのが残念。


■8/12(Sun)
The Draytones
Tilly and The Wall
The Polyphonic Spree
The Holloways
Bloc Party
(The Cornelius Group)

Yanokami


やっぱりフェスは朝が肝心。朝一にマリン直行でそのままマリンのTシャツ屋へ行って(Holloways売ってなかったのでパス)、ビーチステージでカキ氷を。その後、Draytones観にメッセへ行くもまたもやアホみたいな行列にウンザリ。しかし、始まってみればTilly and The Wall、Polyphonic Spree、Hollowaysの流れで完全燃焼。Tilly良すぎた。リズムマシンの音かと思ってたらあれもタップでやってたとは。あと、金髪おさげの人のキャラ最高、「You and I Misbehaving」でまさかの煽りに笑いました。PolyphonicはArcade Fireの感動再びな圧巻のステージ。Beachステージでビールを煽りながら観るHollowaysは格別(BeachステージだけはFujiに負けてないな)。終わった後、ボーカルの人とギターの人がいたので一緒に写真を撮ってもらう。この後ほんとはHot Chipを観るつもりが、ビール飲み過ぎてフラフラ&めんどうになったので急遽Bloc Partyに変更。2nd中心の選曲で(あんまり聴いてないので)いまいち乗れず。「Helicopter」聴けたのは良かったけど全体的に短すぎる。Bloc Partyにはもう30分くらい与えて欲しかった。体力もほとんど残ってないのでPet Shop BoysはやめてBeachステージのYanokamiへ。星空を眺めながらYanokamiの漫才と歌に酔いしれる。ノスタルジックな「ばらの花」と「恋は桃色」が良かったです。いろいろ不満もありましたが、Tilly and The Wallのようなバンドを呼んでくれるサマソニには感謝。でもメッセ入場の行列と水250円は勘弁。あとメッセはデカいステージ4つ作ったから人多すぎたな。飯買うの大変。それと毎年メンツに節操なくなっていくのが残念。BlurとRadioheadのときは良かったなぁ。

The Pipettes @ Harajuku Astro Hall(10.Aug.2007)

The Pipettes
We Are The Pipettes

サマソニも行くんですが、やっぱり小さいハコで観ておきたかったので(チケ代も安かったし)アストロ公演行ってきました。サマソニも出るからそんなに人いないかなぁと思ったんですが、終わってみれば当日券も完売の満員御礼だったようです。前のほうの女の子はみんなドットをファッションに取り入れて気合がはいってましたね。男のバンドメンバーは完全にバックバンドに徹し(ベースの人なんて半分背中向けてたし)、女子3人がひたすら元気に歌って踊って、賞味50分ないくらいだったと思いますが何曲くらいやったのがかなりの曲数を演奏。曲によってはCDで聴く半分くらいの長さしかないんじゃないかってのもありました(錯覚か)。あと知らない曲も結構やってた。日本盤には収録されるのかな。そういうわけで、NMEがPipettesがいれば人生が20倍楽しくなるとかなんとか言ったのも非常に納得できるとても良いライブでした。サマソニは朝一のマリンステージ出演っていう、ステージ割考えたやつ何考えてんだ?って思うようなステージ割でしたが、このライブだったら朝一のマリンもそれはそれで良いかもしれないと心変わりしました。